シンスプリント早期改善!!
シンスプリントは踵の矯正で回復します
シンスプリントは脛骨の内側下方3分の1に痛みの出ることが多い症状です。
以下のような症状がある方はご相談ください。
- すねの内側が痛い
- すねの内側の骨を押すと痛い
- 痛みが慢性的になっていてすねの内側が膨らんでいる
- 走る・ジャンプ・着地等の動きで痛みが出る
- 片側の痛みを我慢していると両足共に痛くなってきた
シンスプリントとは
シンスプリントはオーバーユースによる代表的なスポーツ障害です。
スポーツの種類に限らず、集中的にトレーニングを行ったり、硬い地面の上を繰り返しランニングすることが原因となり痛みが発症します。
過労性骨膜炎ともいわれており、地面を蹴るときに使う筋肉が過剰に緊張することによってすねの付着部がその緊張に耐えることが出来なくなり炎症を起こします。
過剰に刺激の入った筋肉や骨膜は微細な断裂を起こし痛みへと発展してしまいます。
アスファルトなど硬い地面を走る場合に引き起こしやすいといわれています。
シンスプリントと疲労骨折
シンスプリントと疲労骨折はほぼ同じ場所に痛みを出し、その鑑別は初期にはつきにくいです。
その鑑別はX線やMRIで行いますがその目安として
○シンスプリントはすねのやや後方に痛みを出すが、疲労骨折は骨そのものに痛みが出る
○シンスプリントは約10cmほどの範囲で痛みが出ることに対して疲労骨折は限局した痛みが出る
痛みが出た直後には検査しても疲労骨折を確認出来ないものの、痛みが繰り返すため再検査してみると疲労骨折が確認される場合があるので要注意です。
疲労骨折が確認された場合は運動を一時中止し安静が必要となります。
ただこの時期にただ休んでいるのではなく、患部周辺の関節や靭帯を緩める対応をしておくことでスムーズな復帰がしやすくなるので来院されることをお勧めします。
シンスプリントに対する当院の施術
通常のシンスプリントに対する一般的な処置は
- 湿布
- アイシング
- マッサージ
- 温熱療法
- 安静
などですが、当院ではシンスプリントの根本療法を行っております。
○踵の調整
シンスプリントの回復に最も重要なのは踵の位置・状態です。
シンスプリントの痛みを訴える方の多くは踵が回内位に変位していることで下腿に対する負荷がかかり患部周辺の筋群・骨膜が炎症してしまいます。
これらに対して
踵骨と距骨
踵骨と立方骨
の変位を調整し体重が踵に正しく乗るように施術を行います。
これだけでも多くのシンスプリントは痛みが軽減し回復に向かいます。
○膝の回旋
踵にかかる重心が乱れる原因の一つに脛骨の回旋。すなわち膝のずれが大きく関わっています。
練習し過ぎて疲労した状態で繰り返し運動していると、膝が開いた状態で負荷をかけ続けることになります。
膝が開いたままトレーニングを繰り返していると、踵にかかる重心にブレが生じ、下腿の負荷が増強します。
膝の調整を行うことはシンスプリントの症状を解決する大きな役割を果たすのです。
○下腿骨間膜のケア
下腿は脛骨と腓骨という骨がありますが、その間に骨間膜という非常に強力な膜があります。
この下腿骨間膜は下腿にかかる体重や衝撃から脚を守るために非常に強力な支持機能をもっていますが、下腿が捻じれた状態で使い続けるとその緊張が戻らなくなってしまうのです。
下腿骨間膜の組織は強いので練習を休んでも下腿の捻じれはとれないことが多いです。これが疲労骨折の状態の時にも施術をした方が良い理由です。
シンスプリント・疲労骨折で傷んだ足の施術には必須のポイントとなります。
○骨盤調整
シンスプリントは片足から痛みを発症します。それは痛みの出る方に負荷が多くかかっていたからです。
その原因には骨盤のゆがみからくる足への左右差が考えられます。
シンスプリントの痛みを出している局所ばかりをみるのではなく、骨盤・腰椎といった部分も歪みがあれば解消していかなければなりません。
骨盤・腰椎を整えることで足にかかる左右差をなくし、痛みの解消を図ります。
○痛みの局所の筋肉・骨膜を緩める
ほとんどの場合、上記の施術で痛みは解消されますが、それでもしつこく痛みが残った場合は痛みの出している部分の筋肉や骨膜を当院独自の方法で緩めていきます。
炎症を起こしている部分を直接刺激することはありませんが、その周囲から緊張を緩めていくことで痛みは解消されていきます。
膝のスポーツ障害に強い整体鍼灸院として雑誌に掲載されました!
当院は膝のスポーツ障害に強い整体鍼灸院として
日本文化出版 月刊バスケットと月刊バレーボール10月号に掲載されました!
シンスプリントの痛みは解消出来ます。
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