頑張りすぎる…忙しすぎる方へ!頭痛や体の不調は体からのサインです!

頭痛でお悩みではありませんか?

仕事や育児に家事、生活の中で頑張らないといけない環境にあるとどうしても無理をしてしまいがちに……。

「頑張るのが当たり前」だ!!

と、周囲も自分も気を張っていることに慣れてしまっているのかもしれません。

しかし、こうした無理をしている状態から、身体の不調は不意に訪れます。特に、頭痛は起こりがちな症状のひとつです。

今回は、頭痛に悩む方の特徴や自律神経との関係性、頭痛以外の症状について解説します。

頭痛に悩む人の特徴はコレ!

普通の生活をしていると思っていても、実は無理をしている時がありませんか?

「今が働きどきだから」

「私しかやる人がいないから」

など、自分自身で感じていたり周囲からも期待されていたりして無理ばかりしている、

こんな方は要注意です。

忙しすぎるあなたは…

当院に頭痛で来られる方の特徴に

「あきらかに生活が忙しすぎる!」

といった方が多いです。

〇仕事

〇子育て

〇介護

どれか1つの方もおられますし、どれも全部という方もおられます。

 

仕事やプライベートで長時間、働きっぱなし!動きっぱなし!

こんな生活は最初はいいですが、いつまでももつはずがありません。

どこかで必ず息抜きが必要です。

 

活動して痛んだ体の修復が、あなたの睡眠量で解決しきれない時に

頭痛というサインで体はあなたに知らせてくるのです。

頑張りすぎる方へ

精神的なストレスから頭痛になるケースも多くなっています。

人からお願いされると断りきれずに、なんでも用事を抱え込んでしまうという方や、頑張りすぎる方は特に注意が必要です。

こういった方は身体的な緊張が長時間続くので、筋肉の強張りが緩和するタイミングが少なく、血流が悪くなり筋肉に疲労物質が溜まりやすくなります。

その結果、筋肉の近くにある神経に触れて刺激となり、頭痛を発症しやすくなるのです。

またよく臨床でお会いするのが

「私は体力に自信がある!!」

といった方です。

確かに体力は人以上にあるのだと思います。

ですが人である以上必ず限界はあるのです。

また残念ながら年齢と共に回復力は劣ってくるのです。悲しいですがこれは避けて通れない現実・・・。

ですので今までの自分にとって当たり前の生活をしているだけなのに、疲労が回復しきれず、でも仕事が増えてしまったりして。

人は年齢が上がると体力は落ちるのに社会的プレッシャーは上がります。

これに気付かずただただがむしゃらにやっていると取れない頭痛に襲われることになるのです。

そして頭痛が習慣化してしまうと、鬱や不眠症などの精神的な疾患を併発することもありますし、もっと大変な事態になるかもしれません。

頭痛は体からのサイン。何とか早めの対応をしていきましょう。

交感神経が優位になる生活へ!負のスパイラル

一般的に自律神経の乱れが原因で起こる頭痛は、自律神経のバランスが保てなくなった時に起こりますが、原因を突き詰めると頭痛は2タイプ分けられます。

交感神経が優位になると?

身体のあらゆる機能を司る交感神経と副交感神経のうち、交感神経が優位な状態になると、肩から頭部にかけた筋肉が緊張します。

筋肉の緊張によって生じる頭痛ということから、この頭痛は「緊張型頭痛」という名称と捉えるとわかりやすくなりますね。

交感神経優位の状態が続くと、副交感神経が優位になった際に血流の高低格差が大きくなり、「片頭痛」を起こします。片頭痛は頭の片側にズキンズキンと脈打つような痛みがあるケースが多くなっていますが、両側が痛む場合もあります。

頭痛以外の症状も出てくる可能性が

身体の機能では、交感神経と副交感神経は反作用を生じさせる関係にあります。この関係性を健康に保つことが自律神経を維持することです。

自律神経がバランス良く保たれていれば、日中の活動時では交感神経優位により心身が活発になります。

対して、休憩中や入眠・睡眠中には副交感神経優位に切り替わり、心身がリラックスすると共に疲れを回復、細胞を再生するのです。

しかし、自律神経の切り替えがうまくできないと、さまざまな症状が起こってきます。

 

ご紹介した頭痛の他にも

〇日中に眠たくなる

〇夜中に目が覚めてしまう

〇何もしていないのに動悸がする

〇立ちくらみを起こす

〇汗が出る

〇寒くなる

〇光や音に敏感になる

〇においを過敏に感じる

〇体温調節が難しくなる

など、実に多くの不調が表れてきます。

まとめ

もしも、辛い症状があったり続いたりするときは、生活を振り返って見直すきっかけにしてみましょう。

何度も言いますがつらい症状は体からのサイン!

当然のことのように気を張って頑張っていると、ついつい自分のことは後回しにしまいがちになって、症状がどんな時に起こっているのか見過ごしてしまうこともあります。

自律神経の乱れを放っておくと、頭痛だけでなく自律神経失調症や精神的な病気にもつながる可能性もあるので、ご自身の身体のことを振り返る時間を作るようにしてくださいね。

 

自律神経がバランスを保てない時に起こる2つのタイプの頭痛をご紹介しました。

2タイプのうち、7割が緊張型頭痛、3割が片頭痛だとされています。

頭痛に対して効果的な痛み止めといった市販薬が販売されており、自分で購入でき気軽に使用できますが、頭痛の根本的な症状の解決にはなりません。

頭痛に悩んでいる方は、ぜひこの機会に専門家に相談することをオススメします。

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