6・2
最近疲れ過ぎて筋肉に力の入らない状態の方が続いて来られました。
そのうちの一人は2年前に捻挫した足首の痛みが未だ治らず半年前から膝も痛くなってきたとのことです。
お話を聞いていると家事全般をこなし、奈良に住む親戚の介護に追われ、娘さんの出産、育児の世話、自営業をしている家族の手伝い・・・。
と忙し過ぎる生活を送って来られたようです。
筋肉は使いすぎると初めのうちはいわゆる「こり」となり痛みを出します。それは単純にほぐれれば痛みから解放されるものなのですが、こり過ぎている状況が長く続き過ぎると今度は
こっていることも出来なくなりだします。これを当院では筋肉のうつ状態と考えています。
今回来院された60代の女性は足首の痛みと膝の痛みを訴えて来院されましたが、患部周辺の筋肉を触診すると筋肉はフニャフニャ。筋肉に力が入っていません。
では筋肉に力が入っていないのだから鍛えればいいのか?
違います。こういった場合は鍛えて治す発想は逆効果。まずは疲労回復が先決となります。
捻挫の痛みが2年間治らないとのことですが、自分の治癒力が疲労回復に優先されて足首を治すに至らないのです。
こうした流れを説明させていただいて、捻挫の痛みが治らないなんてありえません。少し時間がかかると思いますがキッチリ治していきましょう!
ということで施術を開始しました。
必ず良くなるから大丈夫ですよ