震災復興策

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震災による被害が報じられた瞬間、復興策として「禁じ手といわれる政府紙幣の発行」が良い。と思いました。

当然、困った時にただ金を刷って良いのか、というモラル的な問題。インフレ、円の信用低下という経済学的な問題等があるでしょうから、そのかわり、「状況を見ながら消費税を10%に引き上げる」という条件付きの発行ならどうか?と考え、復興資金をふんだんに使い景気刺激し、景気の良くなったところで消費税を上げれば、スムーズな復興。日本全体の景気回復。政府念願の消費税増税が達成でき、たとえインフレ・円の信用低下を一時的に招いても、景気が良くかつ政府の財政状態が良くなれば結果喜ばしい状態になるのではないか!と色々な人にこの話をしてみたところ、来院されている投資に詳しい方からご指摘いただきました。

結論としては絶対ダメ!
その心は、世の中にはヘッジファンドというモンスターが存在し、政府紙幣発行により円安が進むという流れが出来た瞬間、投機目的で何百兆円という円安誘導を仕掛けられ、あっという間に1ドル150円以上の状態になり、石油も何も輸入品がすべて倍額になるというハイパーインフレとなって、政府紙幣は明日から使えませんといってただの紙切れになるのがオチ。とのことでした。

やはり復興資金は我々の身銭を切って工面していくしかないのか。

部品がないと関西の鉄道も本数を減らすなど、しばらく大変な経済状態になりそうですね。

しかし自分には自分の出来ることをコツコツをやっていくしかありませんので、みなさん一緒に頑張りましょう!

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