自律神経失調は良くなります！

あなたはこのような症状でお悩みではないですか？

など

自律神経失調症は病名ではなく、自律神経が乱れることによっておこる様々な症状全般を指します。

不調を訴え病院で検査してもはっきりした原因がないことが多く、スッキリしないままつらい症状が長引くことがあります。

自律神経は身体の歪みや緊張をとっていくことで
バランスを回復していきます

自律神経とは自分の意思とは関係なく

●呼吸をしてくれたり
●内臓を働かせてくれたり
●体温を調節してくれたり
しているありがたい神経です。

＝自律神経の働き＝
●内臓での消化吸収
●排尿排泄
●血液循環
●血圧調整
●呼吸
●免疫
など

人が生きていく為に必要な働きを司っています。

交感神経は人が活動するときに働きます
例えば早く体に酸素を送るため
・脈拍を早くしたり
・血管を細くしたり
・活動する栄養を補給するため
・グリコーゲンを分解したりします。

いっぽう副交感神経は修復の神経といわれ
活動した体を休ませるために
・脈拍を遅くしたり
・栄養を消化吸収するため
・胃腸の働きを活発にしたり
・栄養を貯蔵するため
・グリコーゲンを合成したりします

交感神経と副交感神経は働きやすい時間帯や気温もあります。
朝から昼　交感神経が優位になりやすく、夕方以降副交感神経優位になりやすい
夕から夜　副交感神経が優位になりやすく、明け方から交感神経優位になっていく
暑い・・・副交感神経が優位になりやすい
寒い・・・交感神経が優位になりやすい

日中は交感神経が活発になって働いてくれるおかげで仕事や学習をこなすことができ
夜は副交感神経が活発になって働いてくれるおかげでその日の疲労を回復し次の日への準備が出来るのです。ちなみに副交感神経が最も働きやすいのは睡眠中です。

この日中頑張ってくれる交感神経と、夜に体を修復してくれる副交感神経のアンバランスがいろいろな体の不調の原因となるのです。

自律神経が乱れる理由って何が思い浮かびますか？
多くの人がストレス
と思われているのではないでしょうか。

自律神経の乱れる原因は確かにストレスです。
ですがストレスとはメンタル・精神的なものばかりではありません。

①体の構造的なストレス
骨盤の歪みや背骨の歪みなど、重力に対して体がぶれていると、まっすぐ立つために筋肉は自分の意志とは関係なく緊張します。この緊張が交感神経の興奮とつながっています。

②生活環境のストレス
忙しすぎる仕事の環境や、昼夜逆転の生活など不規則な生活環境もストレスです。排気ガスなど空気中の化学物質もストレスとなります。

③気候の変化
暑い・寒い、朝晩の温度変化、湿気などもストレスになります。単純に急に寒くなった日などは身体はカチカチになりやすいです。

④精神的なストレス
職場・学生生活・家庭環境などの人間関係や、将来の悩み・不安など精神的なプレッシャーや緊張も、もちろんストレスです。

これらは誰しもが体験するストレスです。
ですが、人には許容量というものがあり、その許容範囲のストレスであれば体調を崩すことはありません。
実際に自律神経の乱れた症状が出たという事は、あなたのストレスは色々なものが積み重なって自分の許容範囲を超えたということ。
ストレスの許容量は人によって違います。他の人が大丈夫でもあなたがしんどいのであればそれが真実です。ストレス軽減の対応をしていく時ですね。

毎日しんどい状態で過ごしていると知らず知らず体に力が入っています。

無意識に体に力が入っていると顎を嚙みしめている状態になっていることがほとんどです。

噛みしめている筋肉を緩めると肩の力を抜きやすくなりリラックスモードになりやすくなります。

副交感神経の繊維を多く含んだ迷走神経は首の後ろから出て前面を通っています。また頸部には交感神経管と呼ばれる交感神経線維も多数走行しています。

首の筋肉や関節を緩めることで交感神経を抑制し、副交感神経の促進を促す効果があります。

自律神経の乱れている方の多くは考える事とリラックスする事だと考える事の方が多い状態になっています。思考が止まらないとか考え事が多いと前頭筋が硬くなっています（眉間にしわが寄っている人は特に）。

前頭筋を緩めることでボーっとしやすくなり、リラックスモードに入りやすくなります。

自律神経の乱れている状態は呼吸が浅くなっています。

呼吸が浅くなると

↓

リラックスモードが減る

↓

リラックスモードが減ると睡眠が浅くなる

↓

睡眠が浅くなると回復力が落ちる

↓

回復力が落ちると寝ても疲労が取れない

↓

疲労の取れない身体で活動すると無理して硬くなってより呼吸が浅くなる

という負のスパイラルに突入します。

このスパイラルから抜け出すためには呼吸を深くすること。そのために呼吸筋である肋間筋を緩める必要があります。

あわせて肩甲骨も緩める必要があります。

自律神経が乱れていると全身の血流が悪くなっています。血液は脳と内臓を優先的に満たそうとするので、脳疲労が続いていると末梢には血液が流れにくくなります。血流が悪く硬くなった末梢も緩めてあげることで全身に血流が流れやすくなり、リラックスモードに入りやすくなります。

鍼灸に抵抗のない方は上記の流れに鍼灸も組み入れていきます。

鍼灸が怖くて嫌だという方は整体のみの施術になります。

①の体の構造的なストレス
肩こりや腰痛をこれくらい仕方ないと放っておいてはいけません。それらは体の不調を知らせるサインです。
初めは軽微な症状でも長年放っておくと交感神経がいつも興奮している状態になり、それが積もり積もって症状となって現れます。
早目の対応がおススメです。

②の生活環境のストレス
仕事量のコントロールはなかなか難しいかもしれませんが、うつになってからでは遅いです。
上手に手を抜く方法や遊びに出掛けるなどガス抜きの方法を見つけましょう。

身体を興奮させるカフェインなどは控えた方が無難です。

③の気候の変化のストレス
季節の変わり目には急に寒くなったり熱くなったりして体調が乱れることがありますよね。

それは暑くて汗をかくから貯めていた水分が急に寒くて出せなくなってむくんだり、寒くて血行が悪く排出できなかった老廃物が暖かくなって急に流れ出したりすることが影響します。

季節に応じた服装をしましょう。

④の精神的なストレス
これが思うようにコントロールすることが最も難しいストレスですが、自分の状態を客観的に把握して上手に付き合えるようになる方法を見つけることが大切です。
当院にお越しになって話して楽になる事はお話しください。最近は以前に比べて心療内科に行くことも抵抗が減っていますのでそれも一つの方法です。

自律神経失調は

身体の働きを理解することと

身体のバランスを整えることで改善します

１人で悩まず当院に相談くださいませ！

カフェインは身体を興奮させる化学物質です。

自律神経が乱れている時は多くの場合頑張り過ぎて交感神経が優位になっている時です。

そんな頑張る神経が疲れている時に、カフェインでまた体を興奮させてまた頑張る。

一時的にはそれでいいですが、がんばった後にはその疲労回復が必要なのにそれが追いつかないから疲れが取れない。疲れが取れないからカフェインを入れてまた頑張る。結果疲れが取れない。という悪循環になってしまいます。

自律神経が乱れた場合、回復したいのは副交感神経の働きなのですが副交感神経と胃腸は密接な関係にあります。胃腸の働きは副交感神経に支配されているからです。

ですので胃腸の働きが良くなると副交感神経の働きが良くなります。

そのためにわかりやすいのはお腹がすくまで食べない事。

出来ればおなかが鳴るまで食べなかったら最高です。

お腹がすく、お腹が鳴るということは胃腸が動いたという証拠。そうすると副交感神経が働きだします（過敏性腸症候群を除く）。

４秒吸ったら８秒で吐くという呼吸法を続けるとリラックスしてきます。

吸う量よりも吐く量の方が多いことがポイントです。

呼吸は意識してコントロールできない自律神経とのパイプ役となります。

ちなみに溜息も呼吸法の一つです。

ネガティブなイメージがありますが、溜息によって呼吸が深くなり、副交感神経が高まり心身ともにリラックスできる良い方法でもあります。

良いとされているの３８度か３９度くらいのお湯に５分しっかりつかり、その後１５分は胸を出して入る方法で血管が拡張しリラックスできると言われています。

また寝る前の１時間半前後に入浴すると、高くなった深部体温が下がる過程で眠気が来ると言われています。日が変わる前に寝れれば理想的ですね。

その時もあまり高い温度のお湯だと体が興奮してしまい交感神経が高ぶるので、ぬるめのお湯が効果的と言われています。

敢えて日中に適度な運動で疲労することは効果的です。

あまり日頃やっていない運動だと尚いいです。

身体は疲れれば自然と回復しようとしますので、体を動かすことが気分転換になる場合は効果的です。

健康のために運動しなければならない。というモチベーションだと逆効果のこともあるかもしれません。

血液がドロドロ血状態だと、当然血流が悪く新しい栄養と酸素が供給されにくくなるため体の疲労は取れにくくなります。

体の疲労が取れなければしんどいまま今日も仕事に行く事になり、しんどい体で仕事をすれば無理をすることになり、無理をすれば交感神経が高まります。

ですのでドロドロ血にならない食生活も必要ですし、朝起きた時に水を飲むと、夜の間に減った水分を補いドロドロ血になって老廃物がたまることを防いでくれる効果があります。

アルコールにはアセトアルデヒドという化学物質が含まれています。

アルコールを飲むと一時的には神経の興奮が緩やかになって気持ち良くなり、日中のしんどさから解放されますが、その後アセトアルデヒドが交感神経を刺激してしまいます。

アルコールを飲むと寝付けるが起きてしまうのはこのためです。

過剰飲酒は副交感神経の働きを低下させ、自律神経の乱れとつながってしまいます。

一見自律神経失調症と鼻うがいと関係ないように思われるかもしてませんが、意外と効果的なことがあります。

鼻の奥の上咽頭と呼ばれるところには体をリラックスさせる副交感神経線維が集まっていると言われています。

鼻の通りが良くなることで、普通に鼻呼吸が出来るようになるとその副交感神経が呼吸の度に刺激され効果的です。

一度試してみることをお勧めします。