スポーツ時の股関節痛

スポーツ時の股関節痛によくある症状は

  • 瞬間的に膝を曲げてしゃがむと痛い
  • ランニング中に股関節から音が鳴る
  • 足を引きずった感じで歩く
  • 股関節を90°以上曲げると激痛が生じる
  • 股関節によく違和感を感じる
  • 股関節の可動範囲が悪い
  • 走っていると徐々に痛みが出てくる

痛んだ原因や経過は、人それぞれで痛み方も様々です。
特定の動きで、痛みが出てくることが多いですので
股関節の痛みは各種スポーツ特有の動きと、深く関係しています。

当院では、一人一人のお体をしっかりとチェックし
最も最適な方法で解決に導いております!

スポーツ時の股関節痛の原因とは

  • スポーツのやり過ぎによるオーバーワーク
  • 間違ったフォームをやり続けて負傷
  • 身体の歪みで、股関節の方に負担が掛かり過ぎ痛みが出てくる
  • 股関節以外の痛い個所があり、かばいながらスポーツをし続け痛める
  • 合わない靴で、無理をした
  • 身体の状態が悪く筋肉が固まっている状態で、無理に動いて痛い

ということが、目立ちます。
では、各種スポーツがどういった動作で痛めるのか
見ていきましょう。

野球

野球の場合は、ピッチャーとキャッチャー、ファーストのポジションの方は他のポジションの方よりも、股関節を痛めやすい傾向にあります。

ピッチャーは常に投げ続けるので股関節に負荷が掛かりやすく
軸足と踏み出す足があり
片方ずつ股関節に掛かる負荷の掛かり方が違うため左右に歪みの差が生じやすいので股関節痛だけでなく、腰痛も患いやすいです。

キャッチャーは、ずっと膝を曲げてしゃがみっぱなしなので
股関節だけでなく、膝や足首も負荷が掛かり続けるので痛みやすくなります。

ファーストは、ベースに足を付けて、もう片方の脚を開脚しながら捕球するので、どうしても無理が掛かりやすく、痛めやすいです。

サッカーやフットサル

ボールの奪い合いをしたり奪い合いの際に、転倒してぶつけたりで痛めやすく、特にインサイドキック時に痛めやすい競技です。

軽い捻挫もたくさんするので足首が歪んだ状態のままになり
どうしても、立ち方や動き方に支障が出てかばい癖が染みついてしまうため普通の動きでも、膝や股関節に掛かる負荷が酷くなり不具合が生じやすい体になります。

また、ボールを蹴る際に相手選手から服を掴まれて、上半身の捻り運動が出来ないまま脚のみのキックをしていると脚へのダメージが通常のキック時よりも増して負担になりケガに繋がりやすいので注意が必要です。

陸上

短距離走などの場合は、瞬間的に股関節にくっついている筋肉に瞬間的に負荷が掛かりやすく、運動前のストレッチを疎かにして痛みが起きやすい特徴があります。

 

トラックの中を延々と走り続ける競技の中距離走などの場合は
どうしても、同じ方向に走り続け、左を傾け巻き込みながら走るため、左右差ができやすく、それにより股関節痛だけでなく腰痛などを発症しやすいです。

長距離走などは、同じ動作をひたすら長時間繰り返すために
疲労が蓄積し、フォームが乱れて段々と両脚ががに股気味になってまで無理に走り続けて傷めたりします。

ハードル走は、いつも同じ脚の方で飛ぶようにしているためどうしても、身体が飛ぶ形になっています。

脚をあげて飛ぶ時、身体を前傾姿勢をするので骨盤は後傾し、後傾している状態になっているので股関節に負担が掛かり続けやすくなっています。

ハードルの選手は偏った体の使い方をし骨盤の歪みが発生しやすく、その結果骨盤にくっついている筋肉が無理に急激に引っ張られ続け負傷したり、飛び終わった後に片足に全体重も瞬間的に掛かり続けるため骨盤の歪みが発生し、腰痛も一緒に持っていることが多いです。

テニス

テニスは常に姿勢を前傾姿勢にして、股関節をよく曲げることが多いので、どうしても股関節周りの筋肉に疲労が蓄積されやすく股関節の可動域などが制限されやすい特徴があり、痛みに繋がりやすい傾向があります。

 

ボールを打つ時や打ち返す時に、身体を捻ってスイングしますがこの時に股関節の可動性が落ちていると上手く体が捻れない状態になります。

身体を捻る際、腰だけ回しているわけではないということです。
身体を捻る時は、腰以外にも全身の関節を上手く動かしながら身体全体を捻っていきます。

 

股関節に違和感があったり、痛めていたりすると
股関節の負担を腰や脊柱、肋骨などが大きく負担する傾向が高いので腰痛や膝、時には肩の痛みまで発展する場合があります。

ゴルフ

ゴルフをして股関節が痛い方はスイングが理にかなっていないケースが多いように思います。

例えば、

・猫背でスイングをしている
・うまく腰が回せていない

ということが多い傾向です。

ゴルフは他のスポーツと比べても、背骨に対して
『 身体の軸 』を作り活用することがとても大切なスポーツです。

この軸を支点にして、身体を捻りボールを飛ばしますが、股関節の痛みを訴える人の大半が右股関節を軸にして打っていることが原因です。

なので、こういうタイプの方はスコアが一向に良くならなかったり、打球の飛距離も中々伸びなかったりなどの特徴があります。

バスケットボール

シュートやリバウンドなどジャンプ動作が他のスポーツよりもかなり多く、ジャンプした際の衝撃が足首や膝だけでなく、股関節に最終的にかなり負荷が掛かります。

また、急激な方向転換や、ダッシュ&ストップ、ピボットによる無理な体幹捻りによる股関節負荷が目立ちます。

バスケもサッカーと同じで足首の捻挫や接触プレイでの衝撃などが強く、足首を庇ったり、足首・膝だけでは衝撃が緩和することが難しいことも多いので股関節が大活躍のスポーツでもあります。

バレーボール

いつでもボールが来てもいいようにと、すぐに動ける構えを取っています。
膝を曲げて、上半身は常に前傾姿勢をキープした状態で待ち構えています。
このような姿勢から瞬間的に動かなければならないので
ジャンプやレシーブでの股関節への負担が想像以上に掛かってくるのです。

ジャンプしている最中に体を常に動かしていてトスなどのパスが少しでも逸れると、アタッカーが無理な姿勢で合わせたりもしますのでそのままの状態で着地をすると、足首や膝だけでなく股関節に負荷がダイレクトに響くようになります。

レシーブなども意外に負荷が掛かりやすく、急激な膝の屈曲動作や、瞬間的な動き出しなども股関節に衝撃が掛かりやすく、痛める要因になりますので注意が必要です。

バレーボールの股関節痛のケースとして、よくあるのが最初はジャンプ時に膝が痛くなりだし、かばいながらプレーを続けていてその後、股関節の痛みが出てくるタイプが多いです。

卓球

常にステップしながら打ち返したりしているので
足が地面につくたびに、足首・膝・股関節に衝撃が掛かります。

股関節は下からの衝撃と上からの衝撃の集合地点ですので
頻繁に衝撃が加わり続けると、例え微小な衝撃力でも段々と体に対して負荷が蓄積し、結果として股関節などを痛めていることがあります。

ダンス

脚をかなりの回数と角度で引き上げることが挙げられます。
普段の生活や他のスポーツでも、まずそこまで脚を挙上しません。

ですので、少し練習やダンスなどをやる機会が遠いて久しぶりにやってみると股関節に激痛が走るということは意外に多いです。

特に女性の場合は身体の骨格の性質上、男性よりも

・仙骨(骨盤の中央)の横幅が広い
・背骨から股関節までの距離が長いので、遠心力が働きやすい

このような構造上の違いがあるためどうしても、女性のダンサーやバレリーナの方々は股関節に疲労が蓄積しやすく、股関節周りの筋肉が硬化し結果として、動きが悪くなり無理をして動かすため、股関節を痛める傾向があります。

サーフィン

波待ちの姿勢などで長時間の間に股関節を曲げて屈曲させる姿勢をキープし続けるので、腰椎から大腿骨に繋がっている腸腰筋が固まりやすく痛みが出やすくなることが多いです。

身体が冷えてくると、体の筋肉が固まりやすくなるので特にこんな時には注意が必要です。

スキー

股関節を上手く使えるかどうかで、パフォーマンスの質が大きく左右されるスポーツです。

スキーのとても上手い人たちの特徴として

・スキーの向きがイイ
・腰の向きが素晴らしい
・進行方向にしっかりと対応できている

などといったことが共通点です。

これは、様々な斜面状況に対して上記の三つの事柄のバランスのとり方が絶妙に上手いということが前提になります。

ただし、中級者レベルでは中々、上記の三つの事柄が上手くコントロールできないことが多いので上級者と比べると、パフォーマンスの質が低かったりケガをしやすかったりします。

なので、股関節がとても重要になります。

スノーボード

雪に埋まった状態でのボードをコースに戻そうとする際に軽く飛び上がり、コースに戻そうとしますがこの時に股関節に深く関わりのある腸腰筋を痛めていることが多い。

特に、女性の場合は男性よりも股関節に加わる負担が大きいと思われます。
長い時間、寒い中を滑り続けたりしていますので男性よりも筋肉量が少ない女性の場合はどうしても筋肉が硬直しやすく、男性よりも滑走の際に恐怖心などのメンタル面もありますので姿勢が安定しづらく、疲労も溜まりやすいので股関節を男性よりも痛めやすい傾向があります。

上記以外のスポーツでも股関節を痛めてしまったからはご相談くださいませ。

日頃の動きを問診で伺いながら施術を組み立てていきます!

つらい股関節の痛みに当院で行う施術は

  • 骨盤と腰椎の歪みを取り、バランスを取ること
  • 股関節の歪み自体を取ること
  • 膝に対しての歪みを取ること
  • 足首と足アーチの歪みを取り、調整すること
  • 日頃から痛みづらい体に自分で調整できるセルフケアをお伝え指導すること

当院では

痛みを発して困っている部分だけでなく
関連している重要な個所も調整していきます。

股関節の痛みでお悩みの方は今すぐ当院にお電話下さい!

 

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股関節の痛み

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